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    2024/03/29EVENTS

    【ワイン会】-BamVino!! 4月- 

    リストランテASOソムリエの"利根川"を中心としたソムリエチームにてごお届け致しますBamVino!!
    ワインをもっと身近に、様々なワインとの出会いの場としていただければ幸いです。

    皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

    *****"BamVino" とは*****
    Bambino=イタリア語で男の子、幼い子供
    Vino=ワイン
    Gastronomia(美食の祭典)への入り口、ワインをより気軽に楽しむ会という思いを込めた造語です。

    ASOのソムリエ陣がASOの地下キャーヴに入って見つけてきた、今飲みたい!皆様と共有したい!
    そんなワインをお料理と一緒にご紹介致します。
    Instagramでもアイテムのご紹介を致しますので是非ご確認ください!

    ***4月の開催 ***
    【日時】 4月25日(木) 
    【ディナー】18:00~20:00までのお好きなお時間でご予約ください。
    【価格】25,000円(総額31,075円)*各種優待利用可
    【料理】前菜・前菜・パスタ・肉料理・デザート・コーヒー・小菓子
    【ワイン】利根川ソムリエによるペアリングにてご用意致します。

    Instagram

    ご予約はこちらから
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    2024/03/21NEWS

    ひらまつメンバー・ひらまつプレステージクラブの皆さまへのお願い

    いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
    まもなく、ひらまつのポイントプログラムが「クラブ ひらまつ」として生まれ変わります。

    2024年4月23日、「クラブ ひらまつ」の会員証機能を備えたひらまつ公式アプリがスタート!
    詳しくはこちらをご確認ください。


    ■大切なお願い■
    会員情報を登録済みの方は、アプリ登録時にポイント残高や現在の登録情報が引き継がれますが、以下のような場合、エラーが生じポイント残高等の移行ができなくなる可能性があります。
    マイページにログインできるか、登録されている情報が正しいか、
    この機会にご確認をお願いいたします。

    <アプリ登録時にエラーとなるケース>
    ・会員情報が未登録の場合(メールアドレス未登録の場合)
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    2024/03/14NEWS

    ソムリエの独り言~2月BamVino!!振り返り~

    2月20日(火)に開催いたしましたBamVino!!についての各ソムリエの振り返りとなります。
    リストランテASOの個性的なソムリエ陣を少しでも知っていただければ幸いです。
    ※2月BamVino!!よりワインのセレクトを「利根川 政志」ソムリエが担当しております。

    - 1人目・・・利根川 政志 ソムリエ

    ◯今回のBamVino!!を終えて

    今回のテーマとなった銘醸地ピエモンテは私がイタリアのワイン産地で一番好きなワイン産地でした。
    初めに「もしセレクトをさせていただけるとしたら絶対このピエモンテのテーマでやりたい」
    と思っていたので、今回皆様と共に楽しむことができ本当に嬉しかったです。
    ピエモンテワインの名手達の生み出す、「受け継がれてきた伝統と誇り」を存分に感じることができ、
    私自身とても貴重な経験をさせていただけたことに感謝してもしきれません。
    ありがとうございます。

    ◯今回のラインナップについて

    2015 Alata Langa Extra Brut / Fontanafredda

    ピノネロとシャルドネのブレンドということでかなり複雑な味わいがお楽しみいただけたかと思います。辛口でキリッとした味わいの中に3年ほど澱と共に熟成することによって生まれたコクはシェフのお料理と合わさることによってより旨みを感じられた、そんなワインでした。このワインをきっかけにこれからもっとアルタランガを飲んでみたいと思います。

    2021 Sorisso Langhe Bianco / Paolo Scavino

    実はかなり気になっていて必ず入れようと思っていたワインでした。アロマティックな香りの中に、シャルドネ、ソーヴィニヨン、ヴィオニエのそれぞれの個性がいいバランスで楽しめる味わいでした。オマール海老の前菜にはこの素敵な香りとミネラル感を合わせていただくことによってお互いの魅力を引き出すことができるような組み合わせだったかなと思っております。
    かつてはファミリーだけで楽しまれていたということもあり、「こんな美味しいワインを日常的に飲めるとはとても羨ましいな」とちょっと思ってしまいました。笑

    2014 Roero Arneis Saglietto / Malvira

    このワインは皆様の反応が想像以上に良かったアイテムでした。
    特に「このワインとリードヴォーのマリアージュは今回の中でも1番」
    と言っていただけたことにびっくりしています。笑
    穏やかで熟成感を感じる酸味とトロッとしたテクスチャーがリードヴォーのまろやかな味わいとクミンのスパイシーな香りがかなりハマったのではないかなと思います!
    私はこのエチケットがちょっとレトロなところも結構好きです。笑

    2016 “Pin” Monferrato Rosso / La Spinetta

    赤ワインでずっと気になっていたのはこのPinです。
    まずエチケットがとても好みでした。
    どことなくいい意味でヴィンテージを感じるエチケットと名前。
    Pinの名前の由来。父の愛称をワインにつけたという非常に素敵なストーリーとあのスピネッタの作るネッビオーロとバルベーラの赤ワインということでセラーで見つけた時には必ずこのワインは入れたいと思っていました。
    抜栓し、まだまだポテンシャルを感じる香りと味わい。
    バルベーラ特有のジューシーさは残しつつネッビオーロのスパイシーな味わいも加わり、味わいも好みでした。
    また5年後飲んでみたいと思えたワインでした。

    2015 Barbaresco Asili / Ceretto

    Cerettoは以前Bernadottoの畑のバルバレスコを飲んでエレガントで綺麗な仕上がりのワインを作る生産者としてとても印象に残っていました。
    今回は乳飲みの仔羊ということでバルバレスコの中でどれを合わせる?となった時にはこのワインしかないと思い即決しました。
    香りと味わいどちらとも安定していてまだまだ熟成にも向いているような印象でした。
    お料理とのマリアージュもピッタリで少しホッとしています。

    2014 Barolo Aleste / Luciano Sandorone

    今回のラインナップのトリを飾るに相応しいワイン。
    バローロアレステ。
    名前は知ってはいましたが高嶺の花のようなイメージで実際当日の朝抜栓する時は手が震えていました。笑
    あと10年、15年は楽しめるような凄まじいポテンシャルと芳醇な香り、エレガントで気品のある味わいはさすがとしか言いようがありません。
    シェフの最高のトリュフのカルボナーラと合わせることでよりピエモンテの魅力が感じられたのではないかなと思っておいます。



    - 2人目・・・鈴木 楓 ソムリエール

    篠﨑支配人から世代交代した利根川ソムリエワインチョイスの初BamVino!!開催。 

    とっても気合の入ったワインのラインナップでしたね。
    今回、とにかく面白かったのが「篠﨑支配人との違い」(もちろん良い意味で!笑)
    長い間、篠﨑支配人のワインチョイスに慣れていたので、あまり感じていなかったのですが、選ぶソムリエでワインもこんなに変わるのだなあと、改めて実感しました。

    今回のワインはとっても力強いものが多かった印象です。
    そのせいか、合わせるお料理もほぼすべて肉系の料理でした。
    これって、ASOではとっても珍しいのですよ!通常のディナーメニューは魚介・野菜を中心としたお料理が多いのです。
    ワインペアリングをすると、メインの肉料理まで赤ワインが出てこない、なんてことが常なのです。
    その中で、ここまで肉料理が続くワインチョイスはとっても面白かったです。
    篠﨑支配人より10歳くらい若い利根川ソムリエの肉食感が出ましたね!!なんてことは、口が裂けても言えません。(笑)

    ASOにはソムリエが4人いるのですが、全員好みが違います。
    同じコース料理で、ペアリングのワインをチョイスしなさいと言われたら、全員違うワインを選んでくるレベルで好みも考え方も違います。
    今回のご提供方法で、白ワイン2種だけ同時にお出ししたのですが、これは4人の意見が割れたからです。(笑)
    結果、お客様の感想も様々ですし、正解はないので同時にお出しするのが最善策だったのかなあと思っております。お客様もお楽しみいただけていたら幸いです。

    個人的にSpinettaが好きなので、Pinは飲む前から楽しみでした。
    SpinettaのBaroloはとっても力強くて、2016年くらいではまだまだ飲むのに気合いが必要な印象なのですが、
    Pinはバルベーラとネッビオーロのブレンドだけあって、いい感じに肩の力が抜けていて優しく、森林鶏のラグーとよくあっていたのではないでしょうか。

    そして、利根川ソムリエこだわりのLuciano SandoroneのBarolo Aleste。
    利根川ソムリエはとっても真面目で、人当たりは柔らかいのですが、実は意外と頑固でブレない芯があります。
    最初からこのワインはどうしても取り扱いたくて、譲らなかったそうです。
    当日の朝抜栓したのですが、開けたてはまだまだ固くてダブルデキャンタして、皆様をお迎えしました。このワインが今後どのように変化していくのか楽しみで、今からわくわくしています。

    話は逸れて、身内の話で申し訳ないのですが、2年目の若い女性スタッフが今回のワインに興味を持ってテイスティングして、木村さんからアドバイスを受けている姿がとても嬉しかったです。スタッフ目線でも世代交代して垣根が下がって、良いきっかけになっているような気もします。
    そして、私や利根川よりも木村さんは様々な経験と知識をお持ちです。そして安心感からか、いいアドバイザーになってくれています。これからもよろしくお願いします。(笑)

    皆様、いかがでしたでしょうか。
    ソムリエも世代交代し、お客様にお楽しみいただけるのかとても心配でしたが、ご満足いただけましたでしょうか。
    まだまだ未熟な利根川ソムリエを、同様に未熟な私を含めたお店全体で引っ張り、押し上げ、支えながら、頑張っていきたいと思っています。
    個性満載なASOスタッフですが、「お客様にお楽しみいただきたい」という思いだけは一致しています。少しずつ成長していきますので、ぜひ今後ともどうぞよろしくお願い致します!

    - 3人目・・・木村 広平 ソムリエ

    ※木村ソムリエに関しては後日自己紹介の機会を設けております。

    今回から参加の年配ソムリエ木村です。

    残念ながら個室担当の傍らアシスト、という立ち位置での関わりでしたがカワイイ(?)利根川ソムリエのために頑張りました。
    今回は古くから続く銘醸地ピエモンテがテーマでしたが、個人的には近いエリアの中での各ワイナリー、ワインたちの思惑と努力と存在感みたいなものを感じて興味深かったです。
    まずはAlta Langa。Langaは複数になるとLangheになるわけですが、高名なランゲのさらに高いところ、という名を冠した比較的新しい原産地呼称で、生産に関してはかなり厳しい制限がつけられています。フランチャコルタに対抗しようとしているのは明白ですが、その厳しい制限のせいで品質は高まるものの、現実的にその条件をクリアするにはワイナリーにかなりの財政面、設備面での膂力が求められるわけで、生産はごく僅かのワイナリーに限られています。数少ない大手が独占しようとしてる?とか勝手な妄想も湧きますが、品質的には申し分のない味わいでした。イタリアのハイレンジスプマンテは(良くも悪くも)シャンパーニュに比べると「端正」と表現したくなるものが多いと個人的には思うのですが、その端正さを存分に味わえる一本でしょう。

    そしてどういうわけか、ピエモンテのハイスペックワイナリーが好むシャルドネとソーヴィニョンブランの組み合わせ。世界的にもあんまりハイレンジなとこがやらない組み合わせなのに、ピエモンテでは本当においしく仕上がったものがいくつかあります。Sorrisoもそうした連なりの一つで、さらにヴィオニエも混ぜてあるという賑やかさ。各々の品種の個性が存分に出つつも、ここでも「端正」という印象が出てくるのは高品質の証でしょうか?

    穏やかなアルネイスをはさんで、クラシックなバルバレスコとモダンなバローロへと続くわけですが、ここではワインでよく聞く「現代的」とか「モダン」ってなんなんだろう?ということに思いを巡らさせられる、なかなか理智的なチョイスに私はキュンとしました(笑)。

    全体を通して、いわゆる「フィネス」を感じさせられるチョイスに、次回BamVino!!への期待が否応なく盛り上がってしまっているおじさんソムリエでありました。。。
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    2024/01/04NEWS

    ソムリエ座談会 *レポート版

    2023年リニューアル後初のBamVino!!も無事に盛会となりました。
    ご来店くださいました皆様ありがとうございました。
    今回はレポートスタイルにて各ソムリエの感想を掲載致します。

    【ラインナップ】
    NM Franciacorta Extra Brut Cuvée Prestige Edizione
    2014 Franciacorta Riserva Cuvée Annamaria Clementi

    2021 Terlaner Cuvée
    2019 Terlaner Classico "Nova Domus" Riserva

    2021 Langhe Bompè
    2003 Barolo Riserva

    - 鈴木 楓 (副支配人・ソムリエ)

    リストランテASOのリニューアル後、初めての、そしてお久しぶりのBamVino開催。
    相変わらず、気合の入ったラインナップでした。
    改装期間中に、私と利根川ソムリエもフランスとイタリアに行って、ブドウ畑やワイナリー見学、レストラン、郷土料理などを実際に見て、食べて、飲んできました。
    篠﨑さんは、さらに今回のワインラインナップにも入っているカデルボスコにも行ったようです。やっぱり、百聞は一見に如かず、ですね。実際に見てくるのとは思い入れも変わってきます。いつかそんなお話もできたらいいのですが…。

    まずは、カデルボスコのスタンダードキュベとトップキュベの飲み比べ。
    もちろん、スタンダードキュベの時点で美味しいです。
    ただ、トップキュベは別格でしたね。BamVinoに来店してくださったお客様もお話しされていましたが、シャンパーニュに引けを取らない美味しさでした。
    きめ細かい泡立ちに、ほのかな甘み、角のとれた優しい酸味、長い余韻。
    まだ若々しいので、もっと熟成させてみたいです。
    ドサージュについて調べましたが、昔は200グラムくらい補糖することもあったようですね。最近は温暖化の影響で気温が上がって、ブドウが熟すようになり、補糖の量も減ってきているようですが、地元でもノンドサージュはとても価値のあることのようです。
    しかし、200グラムも糖を加えるって、なかなかですよね(笑)

    そして、白ワインの飲み比べ。
    篠﨑さんは、イタリアに行ってピノビアンコの良さを再認識したそうですよ。
    ピノビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン。地元で愛されているブレンドだそうです。ソーヴィニヨンブランは10%程度しか入っていないのに、ソーヴィニヨンブランの良さが引き立っていました。ピノビアンコとソーヴィニヨンブランの少し青っぽいような香りと、菜の花のジェノヴェーゼソース。そしてシャルドネが下支えするふくよかさに、白子のクリーミーさがよく合っていたのではないでしょうか。

    今回は赤ワインの飲み比べが本来のワインの楽しさを表していたのではないかな、と私個人は思っています。正直、スタンダードキュベとトップキュベでは、あまりに違ってトップキュベが圧勝でしたから。スタンダードとこんなに違うのか、というのが分かるのはもちろん楽しいのですが。
    赤ワインは造り手縛りで、バローロ(ネッビオーロ種)とバルベーラ種の飲み比べでした。
    メインは蝦夷鹿ロースのムニエル。もちろん、2003年のバローロ美味しいです。タンニンも溶け込んで、バランスも良いです。
    ただ、鹿肉ってベリーと相性が良いじゃないですか。そのベリーのイメージで、2021年ヴィンテージのまだ若々しくジューシーなバルベーラが良く合ったように思います。
    これこそ、料理とワインのマリアージュ、ですよね。単体で飲むなら、もちろんバローロが美味しいのですが、お料理との相乗効果でバルベーラも良さが引き立つという最高な組み合わせでした。

    篠﨑さん、今回もお疲れ様でした。
    今回のBamVinoで、しばらく篠﨑ソムリエのワイン会はお休みだそうです。
    次回からは利根川ソムリエのワインチョイスでBamVinoを行っていく予定です。
    今までご来店くださった皆様、ありがとうございました。
    これからもお楽しみいただけるように利根川ソムリエとも力を合わせて頑張っていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします

    - 利根川 政志 (ソムリエ)

    今回のBamVinoのラインナップですが個人的にとてもテンションが上がる構成でした。
    まず、乾杯酒の組み合わせについてはあのC'a del Boscoを代表するAnnamaria Crementiが呑めるとは夢のようでした。
    やはりフレッシュ感のあるCuvée prestigeと比較するとまだまだポテンシャルを感じる味わいで5年後も期待できるようなポテンシャルでした。それでも、フレッシュ感やスパイシーな香りを残しつつ香りと味わい共に満足できる仕上がりのスタンダードキュヴェも流石の出来だと思いました。
    生産者の熱意が伝わるようなそんな一本でした。
    白ワインは私の中でも驚きの飲み比べでした。同じブドウ品種の割合で熟成の仕方、樽熟成の有無でここまで味わいが変わるということで、ワインは生産者の思いを写す鏡と言われる所以を理解することができた飲み比べだと思いました。
    樽で熟成することによって生まれた味わいの奥深さ、畑自体のもつポテンシャルの高さを一度に味わえるこんな機会はなかなかないのかなと思えた貴重な体験を味わえたことに感謝しています。
    赤ワインは、ピエモンテを代表する屈指の造り手Borgognoの飲み比べ。伝統的なバローロとフレッシュ感を味わえるバルベーラの飲み比べは世界的にも名を馳せているバローロの偉大さや地元にも愛されているバルベーラの馴染みやすい味わいをシェフのとっておきの一皿と合わせていただく事はかなり貴重な機会だったはずです。
    ワインの魅力だけではなくシェフのお料理の魅力も同時に存分に感じていただけたそんな会になったのではないかと思います。

    - 篠崎 大輔 (総支配人/シェフソムリエ)

    改装期間中にイタリアに行く機会に恵まれて、改めて北イタリアの魅力を感じました。
    3タイプ全て飲み比べというと少しスクール形式感が強くなりそうかなとも思いましたが、各アイテムそれぞれの個性を楽しんでいただけていれば幸いです。

    ① 2014 Annamaria Clementi・Edizione “45”
    正しく上級キュヴェであると感じさせてくれた2アイテム。
    (Dosage zero R.Sもどこかでお披露目したいとは思いつつ・・・)
    Edizioneの安定感も素晴らしく、酸味と果実味のバランスが取れています。
    余計な気飾りがなく、しっかりと芯のあるワインです。
    Annamaria Clementiは熟成期間も長く、旨味、余韻の長さ、すべてが高い位置でまとまっています。数年後どうなっているのかも非常に気になるワインです。

    泡の在り方、乾杯酒としての立ち位置と食中酒としての立ち位置など
    “楽しみ方”を模索できるワインだったのではないでしょうか。

    ② 2019 Terlaner Classico “Nova Domus” Riserva・2021 Terlaner Cuvée
    Terlanで最初に気になるのはやはり土壌。町全体が一つの“石英斑岩”で構成されている。
    世界的に見ても類を見ない土地こそが、Terlanの特徴の強いミネラルを感じさせる要因です。
    今回両ワイン共ヴィンテージは若いラインナップですが、特徴であるミネラルとふくよかな果実味をしっかりと感じてもらえたのではないでしょうか。
    もっと寝かせてどう変化していくのかを見たくなる。そんな実力のあるワイン達でした。
    ピノ・ビアンコ・シャルドネ・ソーヴィニヨン・ブラン3種の品種を使用したワインですが、特にピノ・ビアンコとソーヴィニヨン・ブランの2品種は特徴が強く表に現れていたように感じます。
    今回の2本は使用されているブドウ品種の比率もほぼ同じです。
    どちらも素晴らしいワインですがやはり“Nova Domus”の方が果実味も強く、それと調和する形で酸も高くアロマティックな余韻が長く続きます。

    ③ 2003 Barolo Riserva ・2021 Langhe Bompè
    赤ワインの生産地はPiemonte。ブドウ品種もそれぞれ違いますが、今回9月に入港した“Bompè”のお披露目も兼ねてみました。
    北イタリア中心に様々な地域で育てられているバルべーラですが、今回のBompèは
    しっかりと方向性が定まっており、Baroloと違った楽しみ方ができる1本です。
    高い酸とチャーミングな果実味が特徴ですが、骨格がとてもしっかり。“可愛いだけでは終わらない”といった感じでしょうか(笑)
    Baroloはだいぶ慣れてきた印象です。どこまで特徴を保ったまま熟成できるのかとても楽しみです。

    皆様にもっとワインを楽しんでいただきたい。
    そんな思いで2022年4月から始めた「BamVino!!」ですが、
    おかげさまで多くのお客様にご参加いただくことができました。
    本当にありがとうございました。
    フランスワイン・イタリアワインの飲み比べや品種縛り。
    イタリアワイン限定など本当に私が飲みたいものを中心に企画してきました。
    継続して行うことの難しさや、アイテムの拡充の苦労などとても良い経験ができました。
    ひとえにご参加くださった皆様のおかげです。

    若干の寂しさはありますが今回の会を最後に後進に道を譲り、新しいメンバーで2月に新たなBamVino!!を開催を致します。
    私はまた新たな"ASO"をお楽しみいただける何かを考えてみたいと思います。

    今まで本当にありがとうございました。
    今後とも是非BamVino!!で楽しいひと時をお過ごしください。
    どうぞよろしくお願い致します。

    Villa ASO
    総支配人・シェフソムリエ
    篠﨑 大輔
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    2023/09/16NEWS

    9月16日(土)リニューアルオープンしました

    1997年のオープン以来、多くのお客様とかけがえのない時間を歩んできた「リストランテASO」と「カフェ・ミケランジェロ」。

    昭和初期に建てられた邸宅を大切に受け継いできた「Villa ASO」。
    イタリア料理店の「リストランテASO」とヨーロピアンスタイルのカフェ「カフェ・ミケランジェロ」を舞台に、日常のひと時から生涯の思い出となるウエディングまで、お客様のさまざまなライフシーンを彩ります。
    これからも、この「Villa ASO」という場所が、お客様のハレの日はもちろん、何気ない日常の中でも、特別な時間を過ごせる存在であり続けたいという想いを込めて、
    9月16日(土)リニューアルオープンいたしました。

    訪れるすべての方の「人生を、満たす場所。」として、豊かな時間と思い出を重ねていただけることを、願っております。

    今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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    2020/05/01NEWS

    贈り物に「オーダーメイド食事券」のご案内

    贈り物に「オーダーメイド食事券」のご案内

    日頃お世話になっている方へ、感謝の気持ちを伝えてみませんか。
    大切な方のおもてなしや、記念日のお食事、プレゼントなどにぜひご利用ください。
    ご予算に応じて、お料理やお飲み物の内容を自由に組み合わせてお作りする「オーダーメイド食事券」も承っております。

    ■オーダーメイド食事券■
    ご予算と内容をお知らせください。
    例えば、ディナーペア券の場合
    ・お料理のみ:(○○円のコース)×2名様分
    ・お料理+お飲物:(○○円のコース+グラスシャンパーニュ1杯)×2名様分

    お気軽にお問合せください。
    TEL 03-3770-3690

    ■全国のひらまつで使える金額指定の食事券も■
    全国のひらまつのレストランでお使いいただける「ひらまつ食事券やe-Gift食事券」もございます。
    詳細・お申込はこちらより


    ※「ひらまつ食事券」「e-Gift食事券」は、オンライン限定での販売となります。店頭販売はいたしておりませんので、予めご了承ください。

リストランテASO

東京都渋谷区猿楽町29-3 MAP

LUNCH- 12:00〜15:30 (13:30 L.O.)

DINNER- 18:00〜22:30(20:00 L.O.)

定 休 日- 毎週水曜日(祝日の場合は翌日に振替)

TEL.03-3770-3690

HIRAMATSU RESTAURANT
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