「個性」「革新」「伝統」
3つのキーワードでお届けする季節の特別企画。
この秋は、『くまもとあか牛×山の恵み』を共通テーマ食材に
全国29店舗のレストラン・カフェ・ホテルにて、
特別メニューをお贈りします。
雄大な阿蘇の草原。
地下から沸き上がるおいしい水。
自然豊かな環境でストレスなく育った阿蘇のあか牛は、
赤身肉が多くやわらかで
牛本来のうまみが味わえると注目を集めています。
※視察・撮影につきまして、事前のワクチン接種やPCR検査を実施のうえ、感染対策のもと行っております。撮影のためにマスクを外している場面もございます。
そう語るのは、熊本県のオオツカグループ・大塚社長。
県内に3つの自社牧場を持ち、あか牛の飼育に力を注ぐ同社では、牧草や稲ワラ、トウモロコシや麦、ビール粕等を独自の配合でブレンドした安全な飼料を使用するなど、エサにも徹底的にこだわり、健康的に牛たちを育てています。
ふんはたい肥にして地域の農家に無償提供、代わりに規格外で売れない野菜を引き取り自社で経営するホテルのメニューとして活用するなど、サスティナブルな取り組みにも積極的。
左上:オオツカグループの大塚社長 右上:球磨郡相良村にある牧場「高原畜産」の皆さん 左下:たくさんの愛情を注がれ、のびのびと育つあか牛 右下:自然乾燥させたふんは農地のたい肥に。サスティナブルな取り組みにも力を入れる
手間暇かけて丁寧に育てられたあか牛。
良質な肉質や味わいだけでなく、生産者の方々の想いに心を打たれた私たちは、この秋、一頭買いにチャレンジすることを決めました。
普段のメニューではあまり使わない部位も、このあか牛だったら間違いない。
部位により異なる味わいや食感。ひらまつの料理人たちの知恵と技で、それぞれの美味しさを引き出し、特別メニューへと昇華させます。
(※今回の企画では、熊本県にあるオオツカグループの自家牧場で育てられたくまもとあか牛を使用いたします。)
左上:出荷時は重さ800kgにもなるあか牛 右:熱心に視察するひらまつのシェフたち
革新で愉しむ
普段、レストランのメニューではほとんど使用しない牛バラ肉。硬い部位をどうすればおいしくできるか頭を悩ませていた4人のシェフたちの元に届いたのは、これまでの牛バラ肉の概念を覆すほどの、やわらかくジューシーなあか牛のバラ肉でした。ポール・ボキューズのシェフたちが辿りついた、おいしいあか牛のガレットとは !?
個性で華やぐ
ひらまつのレストラン・カフェ・ホテルで腕を振るう22人のシェフが、貴重なレア和牛「あか牛」のうまみを活かし、とっておきのごちそうに仕上げます。
そこに、香り豊かな秋の味覚、山の恵みを組合せることで生まれる見事な一皿。
料理人たちの情熱が織りなす、22通りのあか牛。どうぞご期待ください。
伝統を味わう
フランス北東部、ドイツとの国境に程近いアルザス地方で150年の歴史を誇る名店「オーベルジュ・ド・リル」。交通の発達していないその昔から自然豊かな地元食材を使った数々のスペシャリテがあります。
「牛肉とフォアグラ・トリュフのパイ包み」は、日本初出店の際、本店のスペシャリテを牛肉バージョンに進化させつくりあげた逸品。日本で腕を振るう3人のシェフが、この大切な一皿をレア和牛「あか牛」でさらに進化させます。